クイックアンサー:日本で体調を崩したら、命に関わる症状は119、緊急でなければまず近くのクリニック(clinic)を探します。受付ではマイナ保険証または資格確認書、在留カード、現金、服薬情報を出します。診察後は処方箋を薬局に持って行き、薬を受け取ります。大病院は紹介状がないと追加費用がかかることがあります。
クリニックと病院はどう選ぶ?
日本では、軽い症状や初診はクリニックから始めるのが一般的です。クリニックは内科、皮膚科、耳鼻科、整形外科など専門ごとに分かれており、風邪、発熱、花粉症、軽いけが、皮膚トラブルなどを診ます。
病院(hospital)は、入院、手術、精密検査、複数診療科が必要な症状に向いています。大きな病院では紹介状(referral letter)がない初診に追加費用がかかる場合があるため、緊急でなければクリニックで相談し、必要に応じて紹介状を書いてもらう流れが進めやすいです。
- 最初の候補
- 内科クリニック
- 最初の候補
- 皮膚科
- 最初の候補
- 耳鼻咽喉科
- 最初の候補
- 整形外科または救急
- 最初の候補
- 119
| 症状・状況 | 最初の候補 |
|---|---|
| 風邪、発熱、腹痛、花粉症 | 内科クリニック |
| 皮膚のかゆみ、湿疹 | 皮膚科 |
| のど、鼻、耳の症状 | 耳鼻咽喉科 |
| 骨折の疑い、強い痛み | 整形外科または救急 |
| 呼吸困難、意識障害、強い胸痛 | 119 |
旅行者の医療費や保険の考え方は旅行者向け医療費支払いガイドも確認してください。
受診前に何を準備する?
受付で必要になりやすいものは次のとおりです。
- マイナ保険証または資格確認書
- 在留カードなど本人確認書類
- 現金またはクレジットカード
- お薬手帳(medication notebook)または現在飲んでいる薬の情報
- アレルギー、既往歴、妊娠の可能性などのメモ
- 症状が始まった日時、体温、痛む場所のメモ
従来の健康保険証は、2024年12月2日以降は新たに発行されなくなり、現在はマイナ保険証または資格確認書で資格確認する仕組みに移行しています。まだ医療保険の手続きが済んでいない場合は、いったん全額を支払い、後日払い戻し手続きをする場合があります。
日本に住み始めたばかりで保険や住所登録が未完了なら、市区町村での住民登録も早めに確認してください。
受付から診察まではどんな流れ?
初めての医療機関では、受付で「初めてです」と伝えます。一般的な流れは次のとおりです。
-
受付
保険資格の確認、本人確認、診察券の作成をします。 -
問診票の記入
氏名、住所、連絡先、症状、アレルギー、既往歴、服薬中の薬を書きます。 -
待合室で待つ
名前または番号で呼ばれます。発熱外来などは別導線になることがあります。 -
診察
症状、いつ始まったか、痛みの強さ、薬やアレルギーを簡潔に伝えます。 -
会計と処方箋受け取り
診察後、会計を済ませ、必要なら処方箋を受け取ります。 -
薬局
処方箋を近くの薬局に出し、薬の説明を受けます。
処方箋には有効期限があります。通常は発行日を含めて数日以内に薬局へ出す必要があるため、診察後すぐに行くのが安全です。
日本語で症状をどう伝える?
長い説明より、短い文で具体的に伝える方が診察が進みやすくなります。
| 日本語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 具合が悪いです | guai ga warui desu | I feel unwell. |
| 熱があります | netsu ga arimasu | I have a fever. |
| ここが痛いです | koko ga itai desu | It hurts here. |
| めまいがします | memai ga shimasu | I feel dizzy. |
| アレルギーがあります | arerugi ga arimasu | I have an allergy. |
| この薬を飲んでいます | kono kusuri o nonde imasu | I take this medicine. |
| ゆっくり話してください | yukkuri hanashite kudasai | Please speak slowly. |
| 書いてもらえますか | kaite moraemasu ka | Could you write it down? |
翻訳アプリを使う場合は、症状、期間、薬、アレルギーを事前にメモしておくと受付や診察で慌てにくくなります。
夜間・休日・救急はどうする?
命に関わる症状、強い胸痛、呼吸困難、意識がない、大量出血、重いけがなどは119に電話します。救急車を呼ぶときは、住所、症状、年齢、電話番号を伝えます。
緊急度が高いかわからない場合は、地域の救急相談窓口を確認してください。東京都では救急相談センター、地域によっては小児救急電話相談などがあります。旅行者や多言語案内が必要な場合は、JNTOの医療機関検索やJapan Visitor Hotlineも参考になります。
夜間診療や休日当番医は自治体サイトに掲載されることが多いです。検索するときは「市区町村名 夜間診療」「市区町村名 休日診療」「英語対応 病院」などで探します。
文化的背景として何を知っておく?
日本の医療機関では、受付、診察、会計、薬局が分かれていることが多く、待ち時間が長く感じる場合があります。診察時間は短いこともありますが、必要な情報を簡潔に出せると相談しやすくなります。
マスク着用、静かな待合室、番号呼び出し、問診票の記入など、施設ごとのルールに従うとスムーズです。わからない場合は「初めてです」「日本語があまりわかりません」と最初に伝えてください。
日本の医療保険の全体像を先に把握したい人は、日本の医療制度ガイドも役立ちます。
よくある質問
保険がないと受診できない?
受診自体はできますが、窓口負担が全額になることがあります。加入手続き中なら領収書と明細を保管し、後日払い戻しの可否を確認してください。
英語対応の病院はどう探す?
JNTOの医療機関検索、自治体の医療情報サイト、在日大使館の案内、勤務先や学校の紹介を使えます。英語対応と書かれていても曜日や担当者で変わることがあるため、事前に電話確認すると安心です。
大病院へ直接行ってもいい?
緊急時は迷わず救急を使います。緊急でない初診では、紹介状がないと追加費用や長い待ち時間が発生することがあります。
薬は病院でもらえる?
多くの場合、医師から処方箋を受け取り、院外の薬局で薬を受け取ります。薬局でも保険資格の確認が必要です。
現金は必要?
大きな病院はカード対応が増えていますが、小さなクリニックや薬局では現金が必要な場合があります。初診時は現金も持って行くと安全です。
次に何をする?
- 近所の内科、休日診療、夜間相談先を事前にメモしておく
- マイナ保険証または資格確認書、お薬手帳、在留カードをまとめておく
- 症状、発症日時、薬、アレルギーを日本語または英語でメモする
- 緊急時は119、迷う場合は地域の救急相談窓口を使う
出典
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用について」(2026年6月26日確認)
- 日本政府観光局「医療機関検索」(2026年6月26日確認)
- 東京消防庁「救急相談センター」(2026年6月26日確認)

